みなさん読書はしますか?
読書が趣味の私は、時間があれば本を読んでます。
- 小説
- 啓発本
- 実用書
など、読むジャンルは特に絞ってなくて、いろいろ読みます。
今回は、自己啓発本の中でも特に有名で人気の『夢をかなえるゾウ』シリーズを紹介したいと思います。
『夢をかなえるゾウ』シリーズは、他の自己啓発本とは少し違います。
関西弁を喋る神様「ガネーシャ」と悩める主人公の物語で、小説兼啓発本のような感じ。
なんせ笑いが多いので、堅苦しい啓発本が苦手な人にも「まあ読んでみて」とおすすめしたくなる本です。
- 『夢をかなえるゾウ』シリーズの出版日と読む順番
- 『夢をかなえるゾウ』シリーズのあらすじ
- 『夢をかなえるゾウ』シリーズをおすすめする理由

『夢をかなえるゾウ』の概要
どんな本?
『夢をかなえるゾウ』は、インドの神様「ガネーシャ」が人間界に現れ、
人生を変えたいと願う主人公に課題を与えていく物語です。
「靴を磨く」とか
「トイレ掃除をする」とか
一見すると地味な課題が多いですが、その積み重ねが大きな変化につながるよという教えが書かれた本です。
ガネーシャって?
『夢をかなえるゾウ』シリーズの中で、人生を変える案内人となる存在、それがガネーシャです。
ガネーシャは象の頭を持つインドの神様で、
本来は学問や商売繁盛を司る存在として信仰されています。
でも作中に登場するガネーシャは、性格も見た目も少し(いや、かなり)癖が強い(笑)。
関西弁を話す、なかなか強烈なキャラクターです。
しかも、かなり自由奔放。
自分のことを「最高の神様やで」って言うけど、「どこが最高なん?」って思うような行動ばかりで。
理不尽なところもいっぱいあって、正直イラっとすることもあります(笑)。
でも、そんなガネーシャがたまに発する「ズバッと核心を突く一言」が、妙に刺さるんですよね。
イラっとするのと同じくらい笑えるところも多いので、淡々と書かれている自己啓発本とは大違い。
とても読みやすい本です。
出版日や読む順番は?
『夢をかなえるゾウ』シリーズは、2025年4月時点で
- 『夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク』
- 『夢をかなえるゾウ1』
- 『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』
- 『夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え』
- 『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』
の5冊が出版されています。
出版された順だと、
『1』が最初で『0』が最後(最新)。
物語はそれぞれ独立しているので、どれから読んでも大丈夫です。
でも、作中の時系列は出版日順(1→2→3→4→0)になっているので、この順番で読むことをおすすめします。
タイトル | 出版日(初版) |
---|---|
夢をかなえるゾウ1 | 2007年8月29日 |
夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神 | 2012年12月12日 |
夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え | 2014年12月19日 |
夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神 | 2020年7月9日 |
夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク | 2022年5月19日 |
『夢をかなえるゾウ』全シリーズのあらすじと感想
ここからは、『夢をかなえるゾウ』の全シリーズを簡単に紹介していきます。
『夢をかなえるゾウ1』
テーマは「自己成長」と「成功」。
平凡なサラリーマンの主人公がガネーシャと出会い、課題をこなしていくストーリーです。
ガネーシャは次々と「人生を変える行動リスト」を出してきますが、どれもびっくりするくらいシンプル。
でもその一つ一つが、実は深い意味を持っているということに気付かされます。
行動することの大切さを、真正面から教えてくれる一冊です。

『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』
テーマは「お金」と「幸せ」。
主人公は、金銭トラブルに巻き込まれ、人生どん底。
そこに現れたのが、ガネーシャと貧乏神の金無幸子(かねなしさちこ)。
「豊かさとは何か?」について深く掘り下げています。
心の豊かさやお金との向き合い方を教えてくれる一冊です。

『夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え』
テーマは「仕事」と「恋愛」。
ブラック企業で働く女性が主人公。
働き方に悩み、生きる意味を見失いかけた彼女の前に、ガネーシャが現れます。
キャリア、仕事、幸せについてガネーシャが容赦なく切り込む。
ジョークも交えながら、現代人の心にグサッと刺さる言葉が結構あります。
働きながら「これでいいのかな」とモヤモヤしている人には特に響く一冊です。

『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』
テーマは「死」と「生」。
死神とともに現れたガネーシャが、人生の終わりを意識した主人公に、人生を見つめ直すヒントを与えていきます。
どんな人生を歩めば、最後に後悔しないのか。
それを、押しつけではなく、優しく問いかけてくれるような一冊です。
重いテーマなのに重くない。
読み終わった後はなんかホッとする気持ちになって、「死」の捉え方も変わるかもしれません。

『夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク』
テーマは「夢」。
夢がない主人公に、ガネーシャと夢を食べる動物バクが
「夢を信じる力」や「夢を持ち続ける大切さ」を伝えていくストーリーです。
夢を信じることや、夢を実現する力を育んでいく過程が描かれていて、
夢に対する考え方が変わったり、自分の夢と向き合う勇気がもらえる一冊。
ガネーシャの新たな一面も見れて新鮮です。

一冊ごとに完結しているので、時系列順じゃなくても、読みたいものから読んでいくスタイルでもいいと思います。
これ↓参考にしてみてはどうでしょうか。



『夢をかなえるゾウ』シリーズの感想
とにかくガネーシャが癖強い(笑)。
ガネーシャにイラっとして、私なら蹴飛ばしてしまうかもって思う場面が何回かあるけど、
たまに核心をつく発言があったりするし、終始笑いたっぷりのストーリーにいつの間にかハマってました。
気負わず読めるのにいろんな気づきがあって、出会えてよかったなと思える本の一つです。
ただ、もしガネーシャが私のところに現れたとして、契約書にサインするかと言われたら、
たぶんしないです(笑)。
だって食費とかやばそうじゃないですか。
ちょっとだらしないところもあるし、一緒には住みたくないな(笑)。
それはさておき、、
タメになるというか、物事の考え方を見直すきっかけにもなるので、本当におすすめします。

『夢をかなえるゾウ』をおすすめする理由
世の中にはいろんな種類の自己啓発本が出ていて、『夢をかなえるゾウ』以外にもおすすめしたい啓発本はたくさんあります。
そんな中でも私が『夢をかなえるゾウ』をおすすめする理由は、
難しい理論や意識高い系の言葉が一切ないからです。
ガネーシャの教えは、
” すぐにでもできる小さな一歩 ” が大半です。
それに、ガネーシャの語り口が説教っぽくなく、ユーモア混じりにアドバイスしてくれているような感じ。
読んでいてハードル高く感じないから、「やってみよう」ってなる。
実際に行動に移すかどうかは別に自由だと思いますが、意識は変わるんじゃないかなと思います。
自己啓発本に苦手意識のある人にこそ読んでもらいたい本です。
まとめ
最後に、『夢をかなえるゾウ』シリーズについてまとめておきます。
- インドの神様「ガネーシャ」が人間界に現れ、人生を変えたいと願う主人公に課題を与えていく物語
- シリーズは0〜4までの5冊
- 出版日順(1→2→3→4→0)に読むのがおすすめ
- ガネーシャの癖が強い
- お笑い要素たっぷり
- 小説兼啓発本なので読みやすい
『夢をかなえるゾウ』シリーズは、どれもおすすめ。
ぜひ、全シリーズ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。