化粧品検定とコスメコンシェルジュについてまとめました

前回の記事で、コスメコンシェルジュを取得したことを報告させていただきました。

私が日本化粧品検定とその上位資格であるコスメコンシェルジュを取得しようと思ったのは、

繰り返す肌荒れに悩むようになって、自分の肌質にあったアイテムを選べるように美容の知識をつけたかったからです。

今回は、その日本化粧品検定コスメコンシェルジュについて、いろいろとまとめてみました。

  • 受験を検討している人
  • どんな検定なのか知りたい人

の参考になれば幸いです。

Summary
  • 日本化粧品検定について
  • コスメコンシェルジュについて
  • 受験をおすすめする人
  • コスメコンシェルジュ以外の上位資格
目次

日本化粧品検定とは

日本化粧品検定(以下、化粧品検定)とは

「 化粧品に関する幅広い知識を身につけることができる文部科学省後援の検定試験* 」です。(*1級、2級)

日本化粧品検定HPより引用

日本化粧品検定協会が主催していて、誰でも受験することができます。

  • 美容部員
  • エステティシャン
  • コスメライター

など、プロの方はもちろん、

  • 美容に興味がある一般の方

にも人気の資格です。

近年はSNSなどで美容を発信する人の間でも取得者が増え、「美容知識の証明」として役立っています。

「流行っているから」「口コミがいいから」ではなく、

根拠のある化粧品選びをしたい人にとって、とても心強い資格だと思います。

日本化粧品検定の各級について

以下の情報は、2025年5月時点のものです。

化粧品検定は現在、

  • 3級
  • 準2級
  • 2級
  • 1級

4つのレベルがあります。

各級の概要を紹介していきます。

3級

間違いがちな化粧品の知識について正解を学ぶ

日本化粧品検定HPより引用

日焼け止めの正しい塗り方とか、

フェイスパックの使用頻度、

正しいシャンプーの仕方など、

スキンケアやメイクアップに関して、間違った認識をしていないか確認できます。

3級は、

  • 誰でも
  • 好きなときに
  • 無料で

公式HPからすぐに受けることができて、しかも何回もチャレンジできるので、

自分の知識がどれだけあるかの確認で、とりあえず3級だけ受けてみるのもアリかと思います。

準2級

キレイを引き出すための化粧品の基本的な使い方を学ぶ

日本化粧品検定HPより引用

スキンケアやメイクアップだけでなく

ボディやネイルなどのアイテムの基本的な使い方やケア方法を学びます

準2級は、私が受験したときはなかった級で、2025年の春に新設されました。

3級同様、試験日の指定はなく、オンラインでの受験。

ただし、受験料は無料ではなく、5,000円ほどかかります

2級

ニキビ・毛穴・シミ・シワなど、肌悩みの対策を学ぶ

日本化粧品検定HPより引用

皮膚の構造や肌タイプの見分け方、

肌悩みに合わせたスキンケア、

生活習慣と美容の相互関係など

いろんな分野について学びます。

2級は、私が学びたかった内容が一番多く含まれている級でした。

普段の生活に一番活かせる知識がつくと思います。

1級

成分や中身を理解し、化粧品を見分ける知識を学ぶ

日本化粧品検定HPより引用

主に化粧品の成分について学びます

スキンケア商品だけではなく、フレグランスやオーラルなど幅広く

他には、化粧品に関する法律や、広告、PRなど

化粧品にまつわるルールについても詳しく解説していて、

これらの知識がつくと、化粧品の専門家にグッと近づく感覚があります。

コスメコンシェルジュになるには、この1級合格が必須条件です!

日本化粧品検定HPより引用

各級の試験に関する詳細はコチラにまとめました↓

3級準2級2級1級
試験方法オンライン(選択式)オンライン(選択式)マークシートマークシート
問題数20問50問60問60問
試験時間15分40分50分60分
合格ライン正答率80%正答率80%前後正答率70%前後正答率70%前後
実施期間随時随時5月/11月5月/11月
受験場所オンラインオンライン各都市各都市

1級、2級は併願受験が可能で、その場合は受験料が割り引きになるので、どちらも受験しようと思っているなら併願受験がおすすめです。

公式テキストと問題集で勉強するのがおすすめ!

コスメコンシェルジュとは

続いては、コスメコンシェルジュについて。

コスメコンシェルジュは、日本化粧品検定協会が実施している「化粧品検定」の最上位資格で、

特級」と呼ぶこともあります。

日本化粧品検定協会HPでは、

化粧品を理解し、肌悩みに合わせた提案ができる『化粧品の専門家

と紹介されていて、履歴書にも書ける美容に特化した資格です。

特級 コスメコンシェルジュは、

ただ知識を覚えるだけではなく、相手の悩みに寄り添いながら、適切な商品を提案できるスキルが身につくのが魅力です。

1級で学んだ知識をブラッシュアップしつつ、提案力と発信力も身につけ、

「知識+カウンセリング力」を兼ね備えた美容のアドバイザーを目指せます。

申し込み条件

コスメコンシェルジュを取得するには、コスメコンシェルジュ養成講座を受講して、試験に合格しなければいけません。

最初に、申し込み条件に当てはまるか確認しましょう。

コスメコンシェルジュの申し込み条件
  • 1級に合格していること
  • 日本化粧品検定協会の会員であること
  • 日本国内から受講・受験ができること

まず、1級に合格してないと、コスメコンシェルジュ養成講座を受講できません

それから、協会の会員になる必要があります

会員になるには、入会金・年会費が必要で、それぞれ10,000円

後に紹介する「特典」がどれも魅力的なので、会員になるメリットは十分にありますよ。

受講・受験

コスメコンシェルジュ養成講座の受講と受験については、表にまとめました。

実施時期3月/9月
受講・受験期間約1か月
試験方法オンライン(選択式)
問題数60問
試験時間90分
合格ライン正答率70%前後

コスメコンシェルジュは、Web動画と養成講座専用テキストで学習します。

試験もWebなので、オンラインで完結。

試験日の指定もないので、忙しくてもチェレンジできそうですよね。

それ以外にも、受講・受験に関しての安心ポイントがあります。↓

受講・受験に関する安心ポイント
  • 期間内の好きな時間で学習して試験を受ければ良いので、自分のペースで進めることができる
  • Web動画は期間中何回でも見ることができる
  • テキストを見ながら試験を受けることができる

そこまでハードル高くないと思いませんか?

私も、これならできそうと思ってチャレンジしました。

特典

コスメコンシェルジュになると、以下のようなさまざまな特典が受けられます。

  • SNSや薬機法についてのセミナー動画が見放題
  • コスメノートや成分リストなどの便利なツールがもらえる
  • イベントやセミナーに参加できる
  • 美容の最新情報や旬の話題が満載のメルマガや会報誌が届く
  • キャリア支援サービスが受けられる
  • バッジ・証書がもらえる

イベントやセミナーには、新作コスメの発表会や、工場見学、コスメ作りなどがあります

特典の中には、有料抽選のものもあります。

美容の知識や、提案・発信力が身につくだけでなく、こんなにも魅力的な特典が受けられるので、

美容好きなら持っておいて損はない資格だと思います。

コスメコンシェルジュを取得するメリット

コスメコンシェルジュを取得するメリットは次の5つがあります。

  • 成分から化粧品を選べるようになる
  • 肌悩みから化粧品を選べるようになる
  • 正しい情報を発信・提案する力が身に付く
  • 美容に関する法律やルールが身に付く
  • キャリアアップにつながる

化粧品の成分や特徴を読み解き、肌悩みをしっかり理解することで、根拠に基づいた化粧品選びができるようになります。

また、ヒアリング方法や提案力の高め方も学べるので、美容アドバイザーに欠かせないスキルを身につけることも可能

薬機法景品表示法といった法律や、広告・PRのことなど、専門的な知識も身につくので、それらの知識が必要とされる職種へのキャリアアップも目指せます。

こんな人におすすめ

「興味はあるけど本当に必要かな?」

「検定料無駄にしそう」

と迷っている方へ。

以下のいずれかに少しでも該当するなら、受験をおすすめします!

◆スキンケアやコスメが好きな人

美容の知識を深めて、毎日のケアや買い物に自信が持てるようになります。

◆SNSやブログなどで美容情報を発信している人

専門的な知識を身につけて、説得力のある発信ができるようになります。

◆自分の肌に合うコスメ選びができるようになりたい人

成分や肌の仕組みを理解することで、納得して商品を選べるようになります。

◆肌トラブルに悩んでいて自分で対策を考えたい人

原因を知り、根拠のあるケアができるようになります。

◆美容部員やエステなど美容業界で働いている人

お客様に対して、より信頼性のある提案ができるようになります。

◆成分表示を見てコスメを選びたい人

「何が入っているか」から「なぜ必要なのか」が理解できるようになります。

◆化粧品業界への転職・就職を考えている人

履歴書に書ける資格として、やる気と知識の証明になります。

どれか一つでも当てはまったら、きっと楽しみながら学べるはずです。

その他の上位資格

日本化粧品検定協会には、コスメコンシェルジュ以外にも「上位資格」があるので、

最後に紹介して終わります。

コスメコンシェルジュ以外の上位資格
  • コスメコンシェルジュインストラクター
  • コスメライター
  • メイクカラーコンシェルジュ

コスメコンシェルジュインストラクター

日本化粧品検定の合格を目指す方を指導できる能力を認定する唯一の資格

日本化粧品検定HPより引用

コスメコンシェルジュインストラクターは、日本化粧品検定協会が認定する講師資格です。

主に日本化粧品検定の対策講座や、美容に関するセミナー・ワークショップの講師として活動できます。

コスメライター

薬機法を含む化粧品の正しい知識を持ち、SEO対策をしながら、発信力のあるライティングスキルを備えていることを認定する資格

日本化粧品検定HPより引用

コスメライターは、美容に関する記事やコラムの執筆スキルを高めることを目的とした資格です。

化粧品の成分や使用感、美容知識を分かりやすく言語化する力が求められます。

メイクカラーコンシェルジュ

あらゆるメイクアップコスメのカラーを診断・分類できるスキルを備えていることを認定する資格

日本化粧品検定HPより引用

メイクカラーコンシェルジュは、パーソナルカラー理論に基づいて、その人に似合うメイクを提案できる専門資格です。

色彩理論、顔立ち分析、メイクテクニックなどを総合的に学びます。

これらの資格は、学んだ知識をさらに発展させ、活躍の幅を広げたい方にとって大きな一歩となります。

自分の興味や将来の方向性に合わせて、ぜひチャレンジしてみてくださいね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が、あなたの美容ライフのヒントになれば嬉しいです♪

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