ふと鏡を見たときに気になる「目の下のくま」。
くまがあるだけで、疲れた印象を与え、見た目年齢を実際より上に見せてしまうことがあります。
今回は、くまの原因やお手入れポイント、効果的な成分についてまとめているので、今日から適切なケアをして、目元を明るく健康に保ちましょう。
また、くまに効果的なコントロールカラーも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- くまのタイプ
- くまの原因とお手入れポイント
- くまに効果的な成分
- くまに効果的なコントロールカラー
くまについて
最初に、
- くまとは何のことか
- 瞼(まぶた)とくまの関係
についてお伝えします。
くまとは
” くま ” とは、『 目の下にできる色素沈着や影 』 のことです。
瞼(まぶた)とくまの関係
瞼とは、目を覆う皮膚のことで、上瞼(うわまぶた)と下瞼(したまぶた)があります。
瞼は、
- まばたきなどで絶えず動く部分であるため、負担もかかりやすく、しわやたるみが起こりやすい
- メラノサイトの活動が活発であるため、色素沈着を起こしやすい
という特徴があります。
顔の構造などで個人差はありますが、これらの特徴もあり、くまは年齢とともに目立ちやすくなります。
あなたにできやすいくまは?
次の設問で、どのくまができやすいかチェックしてみてください。
チェック数の多いものが、あなたにできやすいくまのタイプです。
- 毎日長時間パソコンに向かう
- 寝不足
- 冷え性である
- あまり運動しない
- 疲れが取れにくいように感じる
→ 青くま(血行不良型)
- メイクはアイメイク重視派
- 目元専用クレンジングは使わない
- シミ・そばかすができやすい
- アウトドアが好き
- 目が痒くなることが多い
→ 茶くま(色素沈着型)
- アイクリームは使わない
- 目元のしわ・たるみが気になる
- ほうれい線が気になる
- 目元がカサつきやすい
- 肌が疲れているように感じる
→ 黒くま(たるみ型)
くまのタイプ別 原因とお手入れポイント
では、くまのタイプを紹介します。
くまは、
- 青くま(血行不良型)
- 茶くま(色素沈着型)
- 黒くま(たるみ型)
の3つのタイプに分けられています。
次からは、タイプ別に
- 特徴
- 原因
- お手入れポイント
- 効果的な成分
をまとめています。
青くま(血行不良型)
特徴
滞った血液が、目の下の薄い皮膚を通して青黒く見える状態です。
目尻を横に引っ張っても、薄くなるが完全に消えないのが特徴。
原因とお手入れポイント
目の周りの血行不良や目の疲れ、寝不足が原因です。
- 血行を良くするマッサージやツボ押しを行う
- 目を酷使しすぎず、十分な睡眠をとる
- ホットタオルや入浴で血行を促進する
効果的な成分
- カフェイン
- カプサイシン
- カモミール
- ビタミンE など
茶くま(色素沈着型)
特徴
色素沈着により、茶色っぽく見える状態です。
引っ張ったり、上を向いても変わらないのが特徴。
原因とお手入れポイント
紫外線の影響や、目の擦りすぎによるメラニンの蓄積が原因です。
- アイメイクは擦らず優しく落とす(専用クレンジングがおすすめ)
- 美白効果のある化粧品を使う
- UVケア化粧品で目元の紫外線対策をする
効果的な成分
- ビタミンC誘導体
- トラネキサム酸
- カミツレエキス
- ナイアシンアミド など
黒くま(たるみ型)
特徴
皮膚のたるみや凹凸が影を作り、黒く見える状態です。
浮腫むとさらに目立ち、上を向くと薄くなるのが特徴。
原因とお手入れポイント
年齢とともに肌のハリや弾力が低下し、皮膚のたるみによって凹凸ができることが原因です。
- 塩分や冷たい飲み物を控えたり、運動したりして、浮腫み対策をする
- 化粧品では効果に限界があるため、ヒアルロン注射や下眼瞼手術が効果的
- 目元の筋肉を鍛えるエクササイズやマッサージを行う
効果的な成分
- レチノール
- ビタミンC誘導体
- ペプチド
- アントシアニン など
- 目を上下左右に動かす
- 目を右回り・左回りにそれぞれ動かす
どちらも顔は動かさず、目だけを動かすイメージです。
こういったエクササイズは、目元の筋肉(眼輪筋)を鍛えることができ、その結果、目元がたるみにくくなり、くまの予防につながります。
エクササイズは、毎日できるとベストです!
くまに効果的なコントロールカラー
できてしまったくまは、メイクでカバーしましょう。
濃いめのくまの場合、肌の色に合わせたコンシーラーで隠そうとしても、かえって肌がグレーっぽくなってしまう可能性があります。
そこで使うのが、「 コントロールカラー 」です。
コントロールカラーの選び方
コントロールカラーは、くまのタイプに合った色を使うようにしてください。
- 青くま・黒くま
-
オレンジ
- 茶くま
-
イエロー
コントロールカラーの塗り方
くまを綺麗にカバーするために、塗り方にもこだわりましょう。
次のような塗り方をしてみてください。↓
コントロールカラーについてはこちらの記事でまとめているので、ぜひ参考にしてください。↓
目元を若々しく保ちましょう
くまは美容と健康のサインの一つです。
- 十分な睡眠
- 紫外線対策
- 目元のマッサージやエクササイズ
など、日頃から意識して生活をしていれば、くまは予防できます。
くまをなるべく作らないようにして、目元を若々しく保ちましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。