乾燥肌で悩んでいる人、多いと思います。
私もその一人です、、!
今回は、肌が乾燥する原因や乾燥対策、保湿成分についてなど、乾燥肌さんに知っておいてほしい情報をまとめました。
- 乾燥肌の人
- 乾燥に悩んでいる人
- 乾燥対策について知りたい人
- 保湿成分やその役割について知りたい人
は、要チェックです!!
- 乾燥の原因
- 乾燥した肌の特徴
- 乾燥対策
- 保湿成分別の保湿力
肌の乾燥とは
” 肌の乾燥 ” とは、
『 皮膚が必要な水分や油分を十分に保持できない状態 』 を指します。
この状態だと、皮膚のバリア機能が低下し、外部刺激に敏感になりやすく、かゆみや赤みなどの症状が現れることがあります。
乾燥の原因
では、何が原因で肌が乾燥するのでしょうか。
主に次の5つが原因として挙げられます。
- 環境
- 入浴や洗顔
- 生活習慣
- 年齢
- 病気や薬の影響
それぞれ詳しくお伝えしますね。
環境
乾燥した空気
冬の寒い季節やエアコンの使用によって室内の湿度が低くなると、肌の水分が蒸発しやすくなります。
風や紫外線
強い風や紫外線は、肌のバリア機能を損傷させ、乾燥を引き起こします。
入浴や洗顔
長時間の熱いお風呂
熱いお湯は肌の油分を奪うため、乾燥の原因になります。
過剰な洗浄
過度な洗顔や洗浄力の強い洗顔料の使用は、肌の天然の油分を洗い流してしまうので、肌が乾燥します。
生活習慣
水分不足
十分な水分を摂取しないと、体全体の水分が不足し、肌の乾燥にもつながります。
不適切なスキンケア
保湿が不十分または、適切でない製品を使用することも、乾燥の原因になります。
年齢
年齢を重ねると、肌の水分保持能力が低下し、乾燥しやすくなります。
病気や薬
病気
- アトピー性皮膚炎
- 糖尿病
などは、乾燥の原因となる病気と言われています。
肌が極度に乾燥し、かゆみを伴う。
皮膚のバリア機能が低下しているため、水分が蒸発しやすくなり、乾燥が進行する。
血糖値の管理が難しくなると、血液循環が悪化し、皮膚が乾燥しやすくなる。
薬
- 利尿剤
- 抗ヒスタミン薬
- レチノイド
などを使用すると、乾燥を引き起こすことがあります。
利尿剤は、体内の余分な水分を排出する薬で、高血圧や心不全の治療に使用される。
これにより、体全体の水分が減少し、肌が乾燥することがある。
抗ヒスタミン薬は、アレルギー症状の治療に使用されるが、副作用として肌の乾燥が起こることがある。
レチノイドは、ニキビやシワの治療に使用されるビタミンA誘導体。
皮膚の乾燥や剥がれを引き起こすことがある。
乾燥した肌の特徴
ここで、乾燥した肌の特徴を、
- 見た目
- 触り心地
- 感覚
- バリア機能
- 保湿成分
別にお伝えしておきます。
見た目
- くすみがちでツヤがない
- 粉が吹いたように見えることがある
- ひび割れや赤みが見られることがある
触り心地
- ざらつきが感じられる
- 硬く、ゴワゴワした感じがある
- 突っ張る感じがある
感覚
- 突っ張りやかゆみが感じられることがある
- 刺激に対して敏感になり、赤みや炎症を起こしやすい
- 潤いがなく、カサカサとした感覚がある
バリア機能
- 角質層のバリア機能が低下している
- 外からの刺激に反応しやすく、炎症を引き起こしやすい
- 水分保持力が低く、水分が蒸発しやすい
保湿成分
- 天然保湿因子(NMF)や皮脂の分泌が不足している
- 保湿成分が減少しているため、水分を保持しにくい
乾燥した肌は正常の肌に比べ、見た目や触り心地、感覚に大きな差があります。
乾燥した肌を改善するためには、適切な保湿ケアや生活習慣の見直しが必要です。
次からは、乾燥対策についてお伝えしますね。
肌の乾燥対策
では、肌の乾燥対策にはどんなものがあるか、以下の項目別に見ていきましょう。
- 保湿
- 入浴や洗顔
- 環境
- 食事
- ライフスタイル
保湿
スキンケアにクリームやローションを取り入れる
セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどの保湿成分が含まれたスキンケアアイテムを使って保湿しましょう。
天然オイルを使う
アルガンオイルやホホバオイルなどの天然オイルを使うと、肌のバリア機能をサポートします。
入浴や洗顔
入浴は短時間にする
長時間の入浴や熱いお湯は避け、ぬるま湯で短時間の入浴にしましょう。
入浴後はすぐにスキンケアを行うこと。
優しい洗顔料を使う
強い洗浄成分が入った洗顔料は避け、保湿成分が含まれるものを選びましょう。
また、熱いお湯で洗顔すると肌の油分が失われるので、ぬるま湯で洗うようにしてください。
環境
冬場や乾燥する季節は、加湿器を使うようにしたり、暖房の使用を控えめにしたりして、部屋の湿度を保つようにしましょう。
食事
魚やナッツ類などのオメガ3脂肪酸を含む食品や、
野菜やフルーツなどのビタミンA、C、E を含む食品を積極的に摂りましょう。
ビタミンA、C、E には次のような役割があります。
- ビタミンA
-
皮脂分泌を促進する
- ビタミンC
-
コラーゲンの生成を促進する
- ビタミンE
-
皮膚を保護し、潤いを与える助けとなる
ライフスタイル
十分な水分と睡眠をとりましょう。
それと、ストレスは溜めないようにしましょう。
生活習慣の乱れやストレスは、思っている以上に肌へ悪影響を与えます。
乾燥以外の肌トラブルになることもあるので、なるべく規則正しく、ストレスフリーな生活を送るようにしてください。
保湿成分別の保湿力
最後は、保湿成分について少し触れておきます。
保湿成分にはいろんなものがありますが、潤いを与えるものや、潤いをキープするものなど、それぞれの役割が少し違っています。
ここではそれぞれの役割を、
水分を
- そそぐ
- つかむ
- かかえこむ
- はさみこむ
- ふたをする
と例えてお伝えします。
各層に水分をとどける。
- 精製水
水分を吸収する性質があり、湿度が低いと保湿力がダウン。
- アミノ酸
- グリセリン
- 天然保湿因子(NMF)
皮膚にもともとある成分が多い。
湿度が下がっても水分はかかえこんだまま。
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
水分をはさみこむため、しっかりと水分をキープする性質を持つ。
- セラミド
- レシチン
- スフィンゴ脂質
肌に入れた水分を蒸発させないようにする。
- スクワラン
- ワセリン
- ホホバオイル
グリセリンやヒアルロン酸、セラミド、ワセリンなど、聞いたことある保湿成分だと思いますが、それぞれ保湿力が異なるということを頭に入れておきましょう。
乾燥レスな肌へ
私も乾燥肌なので、とにもかくにもスキンケアは保湿重視でやっています。
あと、クレンジングや洗顔で皮脂を落としすぎないようにしたり、紫外線対策を徹底したり。
水分もこまめに摂るよう意識しています。
そのおかげか、日中乾燥することもなくなりました。
適切なスキンケアや水分補給、バランスの取れた食事など、正しい対策を継続して行うことで、乾燥レスな肌を目指すことができます。
一緒に潤ったもちもち肌を目指しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。