「何をやっても髪がまとまらない、、」
「シャンプーを変えたのに効果がない、、」
そんな経験はありませんか?
パサつきや切れ毛、白髪、フケ、かゆみ、さらには薄毛や脱毛など、
髪の悩みはいろいろあるし、人それぞれ。
髪の悩みの多くは、間違ったヘアケアが原因で悪化させている場合もあります。
つまり、適した方法を知れば、ヘアトラブルの予防・改善にもつながるということ。
今は特に悩みがなくても、将来のために適切なヘアケアを知っておくことは大切です。
ヘアトラブルの原因やケア方法について簡単にまとめたので、ぜひチェックしていってください。
- 髪を健やかに保つヘアケア
- 髪にダメージを与える要因
- 髪のトラブルとケア方法
- 薄毛・脱毛について

髪を健やかに保つヘアケア
まずは、髪を健やかに保つための適切なヘアケアについてお伝えしたいと思います。
毎日のシャンプーとトリートメントは、髪と頭皮の健康を保つ基本です。
でも、間違った方法で行うと、逆にダメージを与えてしまうことも。
毎日のことだからこそ、適切な方法を知っておきましょう。
シャンプーの手順と方法
あらかじめ髪の絡まりや汚れをとっておくと、抜け毛や切れ毛を防ぐことができます。
また、シャンプーの泡立ちもよくなるので、このひと手間をめんどくさがらずに行ってくださいね。
表面の汚れやほこりを落とし、シャンプーの泡立ちをよくするために、ぬるま湯で髪と頭皮をしっかりすすぎます。
適量のシャンプーを手に取り、手のひらで軽く泡立てます。
そのまま髪や頭皮につけると、刺激になったり、ムラ付き、すすぎ残しの原因になります。
頭頂部は紫外線などの影響でダメージを受けやすくなっているため、後頭部や側頭部からなじませましょう。
指の腹を使って、頭皮をマッサージするように優しく洗います。
頭皮を傷つける可能性があるので爪を立てて洗わないこと。
忘れやすい耳の後ろやえりあしも、丁寧に洗いましょう。
シャンプーが残らないよう、十分にすすぎます。
すすぎ残しは、フケやかゆみの原因に。
洗うとき同様、耳の後ろやえりあし、生え際も、忘れずしっかりすすぎましょう。
トリートメントの手順と方法
シャンプー後、軽く髪の水分を取ります。
適量のトリートメントを手に取り、毛先を中心に塗布します。
頭皮には直接つけないようにしましょう。
製品の指示に従い、数分おきます。
この間に、成分が髪に浸透します。
すすぎ残しは、ベタつきや頭皮毛穴の詰まりにつながるので、ぬるま湯でしっかりすすぎましょう。

タオルドライの手順と方法
シャンプー後、髪をゴシゴシこすらずに、タオルで優しく包み込むようにして水分を吸収させます。
髪同士をこすりあわせると、キューティクルが傷つき、パサつきや切れ毛の原因になるので避けましょう。
ポンポンと軽く押すようにして水分を取ります。
特に毛先は水分を多く含んでいるため、丁寧にタオルドライしましょう。
タオルを使って、頭皮や根元部分の水分を重点的に拭き取ります。
根元が濡れたままだと乾きにくく、雑菌が繁殖しやすくなるため、しっかり水気を取ることが大切です。
ドライヤーの手順と方法
ドライヤーの熱から髪を守るために、洗い流さないトリートメントやヒートプロテクトスプレーをつけておくと◎
ドライヤーは、毛先ではなく根元から乾かすのが基本。
頭皮にドライヤーの風を当てながら、指を使って根元を軽くこすりながら乾かすと、ふんわりとした仕上がりになります。
ドライヤーは、髪から15~20cm ほど離して使いましょう。
近づけすぎると、熱ダメージで乾燥や切れ毛の原因になります。
7~8割ほど乾いたら、最後に冷風をあててキューティクルを引き締めるのがポイント。
ツヤが出て、髪がまとまりやすくなります。
半乾きの状態で放置すると、雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮のにおいやフケの原因になります。
根元から毛先までしっかり乾かしましょう。
濡れた髪はとてもデリケートな状態なので、適切な方法で乾かすことがダメージを防ぐカギになります。

髪にダメージを与える要因
髪のダメージは、さまざまな要因によって引き起こされます。
主な原因と、適切な対策を知っておきましょう。
主な原因は、以下の 4つ です。
- 熱
- 紫外線
- 化学処理
- 摩擦
熱によるダメージ
毛髪は熱に弱いので、ドライヤーやヘアアイロンの高温は、キューティクルを傷つけ、パサつきや切れ毛の原因となります。
湿った状態が一番ダメージを受けやすいので、ドライヤー前のタオルドライは念入りに。
ヘアセットの際のアイロンやコテもできるだけ低温で使用したり、熱から髪を守るヘアケア製品の併用をおすすめします。
紫外線によるダメージ
紫外線は、髪の内部構造を破壊し、色あせや乾燥を引き起こします。
紫外線が強いときは、帽子をかぶる、UVカット効果のあるヘアスプレーを使用するなどの対策を取ると安心です。
化学処理によるダメージ
毛髪はアルカリに弱く、パーマやヘアカラーなどの化学処理は、キューティクルにダメージを与え、髪が細くなります。
パーマやカラーをしないことが一番ですが、する場合は、日頃から保湿や補修効果の高いトリートメントでしっかりケアをしましょう。
摩擦によるダメージ
タオルで髪をゴシゴシ拭いたり、寝ている間の枕との摩擦は、キューティクルが剥がれる原因になります。
また、髪の毛の絡まりを取ろうとして、無理にブラッシングすることもNGです。
柔らかいタオルで優しく押さえるように水分を取り、シルク素材の枕カバーを使用することで摩擦を軽減できます。

髪のトラブルとケア方法
髪のトラブルにはさまざまな種類があり、それぞれに適したケア方法が求められます。
今回は、
- 白髪
- パサつき・切れ毛
- フケ・かゆみ
これら 3つ を取り上げます。
それぞれの原因と合わせてケア方法をまとめているので、日々のケアに取り入れてみてください。
白髪の原因とケア方法
原因
加齢によるメラノサイト機能の低下、遺伝、ストレス、栄養不足などが考えられます。
- ストレスの軽減
-
適度な運動や趣味の時間を持ち、リラックスすることが大切です。
- マッサージ
-
頭皮の血行を促進することで、毛根に必要な栄養が届きやすくなり、白髪の予防につながります。
生え際や頭頂部を中心に、指の腹を使って優しく円を描くようにマッサージしましょう。
パサつき・切れ毛の原因とケア方法
原因
熱や紫外線、化学処理、摩擦などによるキューティクルの損傷が主な原因です。
- 保湿ケア
-
洗い流さないトリートメントやヘアオイルを使用して、髪に水分と潤いを与えましょう。
- 高温を避ける
-
ドライヤーは髪から15〜20cmほど離して当てたり、アイロンやコテは低温で使うようにしましょう。
ドライヤーの最後に冷風を使うと、キューティクルが引き締まりツヤが出ます。
フケ・かゆみの原因とケア方法
原因
皮脂の過剰分泌、乾燥、シャンプーのすすぎ残しなどが影響します。
- 適切なシャンプーの選択
-
頭皮の状態に合わせて、低刺激のシャンプーを選びましょう。
乾燥が気になるなら保湿成分配合のもの、皮脂が気になるならスカルプシャンプーがおすすめです。
- 正しい洗髪
-
シャンプー時は、髪だけでなく頭皮をほぐすように洗いましょう。
すすぎ残しは頭皮の刺激になりかねないので、しっかりすすぎましょう。

薄毛・脱毛について
最後に薄毛や脱毛について少しだけ。
髪のボリュームが減ったり、抜け毛が増えたりすると、不安になりますよね。
薄毛や脱毛の原因を知り、効果的なケアを続けることで改善が期待できます。
脱毛症には
- 男性型脱毛症
- 女性型脱毛症
- 円形脱毛症
があります。
まずは種類ごとに特徴と原因をまとめておきます。
男性型脱毛症
特徴
- 主に生え際や頭頂部から薄くなり、徐々に広がっていく
- 髪の成長サイクルが短くなり、細く弱い髪の毛が増える
原因
- 男性ホルモン
- 遺伝
- ストレス
- 血行不良
- 頭皮の汚れ

女性型脱毛症
特徴
- 全体的に髪が薄くなる(特に頭頂部が目立つ)
- 急激に抜けるのではなく、徐々にボリュームが減っていく
原因
- 女性ホルモン
- ストレス
- ダイエット

円形脱毛症
特徴
- 突然、円形または楕円形の脱毛斑ができる
- 若い人がなりやすい傾向にある
原因
- 免疫系の異常
- ストレス
- アレルギー
薄毛・脱毛のケア方法
続いて、薄毛・脱毛のケア方法です。
- ストレス管理
-
定期的な運動や趣味に没頭する時間を確保して、心身の健康を保つ。
- 頭皮マッサージ
-
毎日5分程度、指の腹を使って優しくマッサージすると、血行が良くなり、髪の成長が促されます。
- バランスの取れた食事
-
タンパク質・鉄分・亜鉛・ビタミンB群を含む食品(レバー、ナッツ、魚など)を意識して摂りましょう。
- 発毛促進薬や育毛剤の活用
-
発毛促進剤や育毛剤を取り入れるのも一つの方法です。
ただし、効果には個人差があるため、慎重に選びましょう。

健やかな髪を育てましょう
髪の健康は日々のケアにかかっています。
シャンプー、トリートメント、ドライヤーの使い方を見直すだけで、髪の状態が大きく改善します。
また、熱や紫外線から髪を守るための工夫や、摩擦を避けるためのケアを取り入れることで、髪本来の美しさを引き出すことも可能です。
美しい髪を長く保つために、今日からできるケアを始めましょう。
情報をまとめただけの記事になってしまいましたが、、🙇♀️
最後まで読んでいただきありがとうございました。

