今回は肌のくすみについての記事です。
「なんか肌くすんでいるなー」と感じたことはありませんか?
特に顔のくすみは、体調不良や疲労、老けといったネガティブなイメージを与えます。
肌がくすむ原因はいくつもあり、それぞれ改善方法が違うので、まずはどのタイプのくすみか見極めることが大切です。
今回は、くすみの原因やお手入れポイントにプラスして、くすみに効果的な成分とコントロールカラーも紹介しているので、気になる方はぜひチェックしていってくださいね。
- くすみのタイプ
- くすみの原因とお手入れポイント
- くすみに効果的な成分
- くすみに効果的なコントロールカラー
くすみについて
まず、
- くすみとはどういう状態をいうのか
- 肌の色とくすみの関係
についてお伝えしておきます。
くすみとは
” くすみ ” とは、『 顔全体または目の周りや頬などに現れ、肌の赤みが減少して黄みが増したり、
肌のツヤや透明感が減少したり、
皮膚表面の凹凸による影によって、明度が低下して暗く見える状態 』 をいいます。
肌の色とくすみの関係
肌の色は、皮膚内のメラニンや血液などの色が混ざり合うことで構成されています。
老化や肌荒れなどで角層が厚くなると、メラニンの影響を受けて肌の色が暗くなったり、血行が悪くなったりすることがあります。
これらが、肌がくすむ原因となるのです。
くすみのタイプ別 原因とお手入れポイント
くすみにもタイプがあるのをご存知ですか?
くすみが気になるときは、まずどのタイプのくすみなのかを見極めてからお手入れしましょう。
では、くすみのタイプを紹介します。
くすみは、
- 角質肥厚型
- 乾燥型
- 血行不良型
- 糖化型
- メラニン型
の5つのタイプに分けられています。
次からは、タイプ別に
- 特徴
- 原因
- お手入れポイント
- 効果的な成分
をまとめています。
角質肥厚型
特徴
肌が灰色がかっているのが特徴です。
ひじやひざ、かかとに多く見られます。
原因とお手入れポイント
ターンオーバーが乱れ、古い角質が肌表面に蓄積されることが原因です。
- ピーリングや酵素・スクラブ洗顔、拭き取り化粧水などで、余分な角質を取り除く
- 乾燥すると角質が硬くなりやすいため、しっかり保湿をする
効果的な成分
- 乳酸
- サリチル酸
- パパイン
- プロテアーゼ など
乾燥型
特徴
肌のキメが乱れていて、透明感やツヤがない状態です。
原因とお手入れポイント
加齢や乾燥でキメが乱れ、肌表面に凹凸ができ、光が乱反射することで肌がくすんで見えます。
- 保湿に特化した美容液やフェイスパックを取り入れる
- 古い角質が乾燥を悪化させることがあるため、週1〜2回程度、マイルドなピーリングやスクラブで角質を取り除く
効果的な成分
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- アミノ酸 など
血行不良型
特徴
血色が悪く、肌が青黒く見える状態です。
原因とお手入れポイント
加齢や冷え、睡眠不足などによって血行が悪くなることが原因です。
- 入浴やマッサージをして血行を良くする
- 冷たい飲み物を控えたり、適度に運動する習慣をつける
効果的な成分
- カプサイシン
- ビタミンE誘導体
- 炭酸 など
糖化型
特徴
肌が茶色っぽく見える状態です。
原因とお手入れポイント
糖分と肌のタンパク質が反応し、AGEsという化合物が作られることが原因です。
最終糖化生成物と呼ばれるもので、体内で糖とタンパク質・脂質が結びついて生成される物質。
この物質により、肌の弾力が失われ、しわやたるみの原因となる。
AGEsは、揚げ物や焼き物など、高温調理された食品にも含まれる。
AGEsの蓄積は、肌だけでなく、動脈硬化や糖尿病などの病気のリスクも高まる。
- 抗糖化作用のあるカモミールやドクダミを摂取する
- 血糖値を急上昇させない食事を心がける
- 抗糖化成分が含まれたスキンケアアイテムを使う
効果的な成分
- ビタミンC誘導体
- ポリフェノール
- レチノール
- ビタミンB1、B6
- クエン酸 など
メラニン型
特徴
肌に色むらがあり、黄みがかっている状態です。
原因とお手入れポイント
紫外線や肌の摩擦、ホルモンバランスの変化によりメラニン色素が作られ、このメラニン色素が排出されずに残ってしまうことが原因です。
- 紫外線をカットして美白ケアを行う
- 週1〜2回のピーリングやスクラブでターンオーバーを促し、メラニン色素が残らないようにする
効果的な成分
- ビタミンC誘導体
- ハイドロキノン
- レチノール
- アルブチン など
くすみに効果的なコントロールカラー
くすみが気になるとき、メイクに取り入れてほしいアイテムが、「 コントロールカラー 」です。
おすすめのコントロールカラーは、
- イエロー
- パープル
- オレンジ
- ブルー
この辺りです。
コントロールカラーについてはこちらの記事でまとめているので、ぜひ参考にしてください。↓
明るく健康的な肌を目指しましょう
今回は、肌がくすむ原因や、タイプ別のお手入れ方法などを紹介しました。
くすみに悩んでいる人のお役に立てれば嬉しいです。
パッと明るい肌の人を見ると、キレイ!と思うし、何より健康的に見えますよね。
私も日々のスキンケアを怠らず、適度に運動したりして、くすみのない肌を手に入れたいと思います!
明るく健康的な肌でいるために、1日でも早く肌のくすみ対策を始めましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。